【日南市の高級旅館】客室露天風呂付き！客室「月」宿泊記②部屋編

客室は、全10棟からなる離れ客室で構成され、プライベートな空間で満喫することができます。

今回私が宿泊した客室【月】はとても快適で、客室も広々としていました。こちらの写真は、玄関からのアプローチです。

全10棟の客室は、4種類のパターンから構成されています。
ジュニア・スイート　63.4㎡
【月】【蝶】【水】
メゾネット・スイート　75.6㎡
【風】【地】
NEMU・スイート　70.3㎡
【雪】【夢】
プレミアム・スイート　70.3㎡
【火】【空】【花】

ジュニア・スイートとメゾネット・スイートは同じ価格でしたが、後は下に行くに連れて価格が上がります。

高価格タイプ客室は当然豪華になりますが、私の泊まった【月】でもとても満足でした。
同価格帯の【月蝶水】と【風地】の最大の違いは、平家か2階建の違いです。
階段の昇り降りが面倒だと思う方は平家【月蝶水】、全体として広い方がいい方は2階建【風地】がおすすめです。

【月】と書かれた表札です。

とても味わいのある表札で、これから始まる宿泊をわくわくさせてくれます。

表札があるので、外に出た後、ふと自分の部屋かわからなくなってしまっても、部屋名を覚えておけば間違えて入らずに済みます。笑

玄関には、雨天の時用に傘が準備してあります。

玄関を出て外に置いてあるパターンと、玄関の中に置いてあるパターンがあると思いますが、私は中にあるパターンの方が好きです。
傘を使うまでの間も、屋内にあれば傘自体が濡れなかったりと、便利かなと思います。

玄関からリビングに行くまでに、ちょっとした植えものが。

おしゃれなオブジェに、テンションが上がります。

こういったちょっとした空間が、1つの客室にあるって、ちょっとすごいなって思いました。

こういった点が、ホテルではなかなか味わえない部分ですね。

こちらがリビングルームです。

広々としていて、とっても開放感があります。

ソファーがちょうど良いフカフカ具合で、くつろぐのにとても良かったです。

ソファーからテレビまでは多少距離があるように感じましたので、近視の方は注意です。
普段メガネやコンタクトを使われている方であれば、使う間は問題ないかと思います。
私は旅行中はほとんどテレビは点けず、お部屋や設備を満喫するタイプですので、気になりませんでした。

あとこちらの旅館で珍しいと感じたのが、床でした。
裸足で歩いても気持ちよく、くつろぐことができました。
洋室でありながら土足ではなく、玄関で脱ぐタイプです。
私はお部屋では靴やスリッパをあまり履きたくないタイプなので、この仕組みも気に入りました。

客室のカギです。

【月】の文字が、表札とよく似ているなと思いました。

ソファーに座ってみるとこのような感じです。

お部屋の開放感がとてもありますので、相対的にテレビが小さめに見えてしまうかもしれません。

DVD鑑賞用などの設備は整っており、また壺などもおしゃれな雰囲気を演出しています。

ちなみに左手の壁は、ミニバーの背面になります。

そのミニバーがこちら。

手前に蛇口があり、コップなどを洗ったりするのにとても便利でした。

ホット用のコップやワイングラスなど、多めに準備があり、温泉に何度も浸かることもあり、飲み物はたくさん飲むので、嬉しい点です。

下の棚は、扉を開けると冷蔵庫になっています。

参考までに、蛇口がこちらです。

水の勢いがそこそこあり、便利なので意外と何度も使う場面がありました。

ミニバーの斜め背面にベッドルームがあります。

こちらも広い空間にベッドがあり、布団もふかふかで、布団に入ったら即寝てしまって、朝まで起きませんでした。笑

あまりに早い入眠で、『逆に』布団を満喫できませんでした・・・

エアコンが付いているので、夏も冬も快適ですね。

点けて寝ようと思う際には、寝る数十分前にあらかじめ点けておくのも良いかもしれません。

ベッド側から見ると、低めの位置に障子が見えます。

開けるとちょっとした庭が見え、朝起きてから見ると清々しくなります！

低いので朝もまぶしくなく、ちょうどよく調整されているのだと思いました。

庭も離れ客室の敷地内で、これも特別感があり、楽しいです！

季節によっては、少し雰囲気が変わるかもしれませんね。

こちらはお手洗い。

ミニバーの背面にあります。

とても清潔感があり、空間にゆとりがあって良かったです。

窓があるので閉鎖的でなく、これも嬉しい点です。
暗くなりにくくて良いですよね。

ミニバーコーナーの奥は、洗面所につながっています。

洗面所の左手に見えるのが、ベッドルームになります。

動線にゆとりがあり、ストレスフリーでくつろげます。

ダブルシンクになっており、洗面所も広々、2人で同時に使っても窮屈感はまったくなく、快適です。

先ほどの写真は左手、こちらの写真は右手の洗面になります。

タオルかけが大きめで、使いやすくて便利です。

洗面はそこそこ深く、水の跳ね返りが少なくて良かったです。

シンク間が広めで、ゆったりしています。

アメニティはPOLAが備えてありました。

容量は必要十分に入っています。

洗面所の鏡に写っていますが、背面にはこちらの4段からなる置き場が準備してあります。

上から
①バスローブ
②ボディタオル、バスタオル
③④脱衣かご、タオル用かご

他ではあまり見ないつくりです。

よくあるのは、洗面所に別にかごが置いてあったりが多いですね。

このタイプは、スタイリッシュですっきりして、とても良いなと思いました。

洗面所に扉があり、開けると内湯につながっています。

こちらもしっかり広い空間で、とても贅沢です。

奥の扉の向こうには、テラスと天然温泉露天風呂につながっています。

洗い場には椅子と桶が2つずつあります。

ご家族の方であれば、お子さんと一緒に、という時でも便利ですね。

横に広いので窮屈さを感じません。

内湯の浴槽です。

1人がゆったり浸かれそうな広さでしょうか。

夜、露天風呂では寒いなという時とかに浸かると良いかなと思います。

窓から庭がしっかり見えるので、景色を楽しみながら浸かれます。

洗い場で洗ったあと、１度暖まるために利用しました。

内湯から奥へ行くと、右手に露天風呂があります！

敷いてあるゴザは、虫除けや温泉の水温維持に使われています。

入浴前に外し、入浴後に敷き直すと良いです。

取り外すと、しっかりと温泉が見えます。

上には雨よけが張ってあり、多少の雨なら問題なく入れるのは嬉しいですね。

四角の石風呂で、とても風情があり、ついつい何度も入りたくなります。

広さとしては3人くらいは足を伸ばして入れそうな広さで、快適です。

目の前には庭が広がり、温度もちょうどよくて少し長湯してしまいます。

温泉から見たお庭の景色です。

柵の奥は川になっており、自然を感じながら入浴を楽しめます。

全ての離れ客室が川に面しておりますが、ちなみにこちらのお部屋【月】は、旅館内の中では比較的下流に位置しております。

お庭の奥まで行くと、川が見えます。

冬に訪れましたので手前の木々は枯れていますが、また違う季節に訪れると、緑を楽しめるのでしょうね！

露天風呂の反対側もそこそこ広く、なんなら広さを持て余します。笑

冬でも少し緑を感じることができて、嬉しくなりました。

こちらの旅館では、至る所で開放感を感じられ、とてもリラックスできます。

テラスからの眺めです。

テラスにはイスが2脚と、間にテーブルがあります。

冬は寒いんですけど、それでもしばらくこちらでくつろぎました！

部屋から自然を感じられるなんて、とても贅沢ですよね。

本当に自然の音と温泉の流れる音しかせず、ゆっくりとした時間が流れます。

奥には白いイスもあり、そちらはお風呂上がりで多少濡れていても座れそうな感じです。

テラスは床の幅にゆとりがあり、足を伸ばしても余裕があります。

昼にくつろぐのもおすすめですが、夜にくつろぐのもまた別の特別感があり、これまたおすすめです。

温泉上がりに、飲み物を飲みながら座るとリラックスできます。